話し方

オンラインでの声の届け方

日々リモートで研修、会議やコンサルを続けています。

オンラインの先にいる研修生に対していつものように話しかけていた時に
違和感のようなものをずっと感じていたのですが、
その理由がわかりました。

リアルで1対多数の講師をする場合、声を届ける距離に対して敏感にならなくてはいけません。
後ろまで声が届いているかなー。という確認です。

オンラインの場合、声を届ける双方の距離が計れないので
一生懸命に声を出している自分がいることに気がつきました。

普段リアル講師として、自分がどんな姿で、どんな風に声を届けていたのか
忘れていました。
教室で話す場合も、ホテルなどの会場で話す場合も、ホールで話す場合も、
どこに向けて声を出すのか。これは重要ポイントです。

正しくは、一番遠く離れているところにいる人の頭を越えて、
声を、その後ろに落とすように届けていくことになります。

オンラインの場合参加者はPCやスマホなどの性能により違いがあるくらいで

皆距離に違いがないので、
常に、明確に聞こえているかのチェックが必要です。
特に画面で授業などを聞く立場になると話し方に抑揚がないと
聞き手は眠くなってしまうので、合わせて注意が必要です。