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靴を磨くことはマナーの基本

第一印象で選ばれるのに話し方は大事といつもお伝えしていますが
若い頃の教えに深く心に残っていることがあります。

「人の物事に取り組む姿勢を測る時は靴を見る」という言葉です。
靴を丁寧に磨いている人は、仕事に対しての心構えもしっかりしている人だというのです。
今思えばそれは当たり前のことですが、以来何か大切なことがあると
靴に目が行くようになりました。

何年か前、台風前の不安定な天気のある日のことです。

長靴というわけにもいかない。
かといって運動靴というわけにもいかない。

その日私は、靴の中敷きが少しだけ汚れているけれど、表向きはこれで大丈夫。
という靴を選んでお客様の事務所に伺いました。

司会の打ち合わせでしたが、マンションの一室。
「しまった!」と思いました。

上がらせていただくためには、靴を脱いでスリッパに履き替えなくてはいけなかったのです。

室内に通して頂き、打ち合わせを終えて出る時に靴の位置が変わっていました。
事務所の方が私が帰る際、履きやすいよう向きを変えてくださっていたのです。

顔から火が出るほど恥ずかしいと思いました。

雨の時の移動用の仕事の長靴。
雨仕様のヒール。

様々なシーンが想定されるのです。
これでいいや。はありません。

重任を任せていただく仕事の立場でありながら少しの気の緩みがそんなことで露呈してしまいました。

何事も常に自分に対し
「これでよし!!」そう確認することが大事。
改めて襟を正す思いでした。

お気に入りの靴の中敷が少し汚れてきたら、メンテナンスも必要。
オシャレは足元から。そう軽く捉えて日々ある姿勢の見直しから。