話し方
「是非あなたに営業をお願いしたい」
デキると思われる人物を採用したのに
一向に成果につながらない。
そんなご相談がよくあります
どうしてそんなことになるのでしょう
実は採用を決めてから募集まで
明確に採用したい対象者を描いて進めている担当者が少ないことに驚きます
特に中小規模の場合
総務・経理・営業などの区切りなく
あと一人欲しい。二人欲しい。
男性社員。あんまり若くない方が良いな
など漠然とした条件で人探しを始めてしまい
面接後、とりあえず来てもらうことにしました。
となる場合が案外多いのです。
経理が必要なら、事務職経験あり、
簿記2級の資格を持っている。
など資格や経験を基準にすることもあるでしょう
御社には育てる時間と余裕はあるのでしょうか
時間に余裕がない。それなら任せられる人材を採用が望まれます
営業も同様です。
営業が「必要」「欲しい」といっても
様々な営業のカタチがあります
そもそも面接に来た人はどのような営業の経験があるのですか
「これまで営業の経験は?」
「5年経験しました」
「それは頼もしいですね」
これだけの言葉のやり取りで「デキる」と決めてしまう採用担当者もいます。
人選は簡単ではありません
面接菅の話し方で有効な質問をあげてみます
出来るだけ、相手の考え方や捉え方を伺える具体的な質問を準備して
応募者自らの言葉で、自分の考え方をまとめて説明してもらう。
実りある時間を共有してください。
新卒の面接で
「部活は何をやっていましたか」
「3年サッカー部に所属していました」
そうですか採用
ではなくサッカーのどんなところに興味を持って続けられたのか
どんなシーンをどうやって切り抜けて、その時あなたはどんな役割を果たしたのか。
新卒なら、生まれてからこれまで自分が1番苦境だと思われたことを具体的に。
もしくは1番幸せを感じた瞬間。
学生時代チームで取り組んで成功を感じた体験
初めての人同志が言葉のやり取りをしていくのですから
出来るだけ話をしてもらうことで、目の前にいる応募者の本当の背景が浮き彫りになってきます。
理想の環境を現実にするためには
どんな採用を望むのか
採用する側の準備が実は一番大切であることを忘れないでください
面談・面接は英語でinterview
どれだけ相手から必要な言葉を引き出して聞き取る事ができるのかが勝負です